甘いものが止まらない。という女性はもちろん、最近では甘いものが大好きな男性も多いのでは?スーパーやコンビニでも、どこでも手軽に買えるお菓子やスイーツ。それらに使われている砂糖には、中毒性があることをご存知ですか?またつい食べたくなってしまう。という砂糖がもつ中毒性と身体への影響についてお伝えします。
砂糖がもつ中毒性とは?
中毒性というとなんだか身体に悪いイメージをもってしまうかもしれませんが、一般的にお菓子やケーキなどに使われている白砂糖は中毒性がある。と言われています。ここで言う中毒性というのは、ついつい身体がまた甘いものを欲してしまう。ということを指し、砂糖自体が悪者。という訳ではありません。しかし、疲れや時やイライラしたとき、ただ何となく甘いものを毎日食べることが習慣化されている。など思い当たる節はありませんか?そのつい身体が欲してしまう甘いものは、身体に様々な影響を与えます。
・イライラしやすくなる
・疲れやすくなる
・落ち込みやすかったり、怒りやすくなったり、と精神的に不安定になる
・過剰摂取は肥満や生活習慣病の要因となる
・脳にダメージを引き起こす
・しみ、しわなど肌老化の要因となる
などが挙げられます。これらを見て気づいたことはありませんか!?実は甘いものを摂取することで、逆にイライラなど精神的に不安定な状況を作り出し、疲れやすくなるのです。砂糖は血糖値を急激に変化させるため、それらが身体に様々な影響を与える要因とも言えます。
スイーツやお菓子だけじゃない!?意外と摂取している砂糖とは?
砂糖というと甘いスイーツやチョコレートなど、お菓子を第一に想像しますよね。甘いものはそんなに食べる方じゃないし、自分は甘いものをそんなに摂取していない。と思った方もいるのでは?そんな方も気付かぬ間にたくさん摂っているかもしれません。砂糖は、意外と私たちの日常にたくさん潜んでいます。
・炭酸飲料や清涼飲料水
・スポーツドリンク
・エナジードリンク
・アルコール
・菓子パン
・ファストフードやコンビニ弁当、インスタント食品などの加工食品
・ケチャップやソースなどの調味料類
など…
これらにも多くの砂糖が使用されており、意識していなくても知らぬ間に意外と摂取している可能性があります。どれも食品には原材料表示が記載されていますが、今挙げた食品全てが「砂糖」との記載だけとは限りません。砂糖より安価で、少量で何百倍もの甘みを感じるという「果糖ぶどう糖液糖」や「アスパルテーム」などの人工甘味料も多く用いられており、それらも砂糖と同様のことが言えます。
ダイエットだけじゃない!イライラや疲れが続くときは上手に砂糖を減らしてみよう!
太ってしまった時だけでなく、最近イライラする。疲れやすくなった。など、実は砂糖のせいかもしれません。そんな時は、いつもより意識して砂糖を減らしてみて下さい。砂糖を意識的に減らすことで、疲れやすさや精神的に不安定な状態も落ち着くとされています。
砂糖を減らす方法としては
・甘いお菓子をよく食べる→間食をナッツやドライフルーツなど自然の甘みなどに代用する
・炭酸飲料や清涼飲料水をよく飲む→水やお茶に変えてみる
・菓子パンをよく食べる→おにぎりなど主食をご飯に変えてみる
・コンビニ弁当やファストフード→パンやパスタなどの洋食より、ご飯・味噌汁・魚などシンプルな和食を選ぶようにする
など、ちょっとした工夫でも砂糖の摂取を減らすことはできます。
まとめ
砂糖が身体へ与える影響などをお伝えしてきましたが、砂糖は素早く脳のエネルギーとして働き、料理を作る際には保水力向上効果や防腐効果などの働きもあります。なので、悪いことばかりではありません。しかし、スイーツなどをはじめ、意外と目に見えない砂糖の過剰摂取は、様々な身体への影響が考えられます。肥満だけじゃない、意外な砂糖が身体に及ぼす影響を知り、砂糖と上手に付き合いましょう。
Author Profile
- 栄養士 / ベジフルビューティーセルフアドバイザー / ジュニアファスティングコンシェルジュ
- 美容業界にて内外美容アドバイスを行った後、不妊治療専門クリニックにて妊活中の方に食事のアドバイスなどを行う。現在は育児の傍ら、美容や健康、女性特有の悩みなどに対し、食事からのアドバイスを提案している。
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