東京でパーソナルトレーナーをしている安藤宏行です。
Mealthyでは、過去のブログ記事からエッセンスを抽出して、ダイエットに必要な考え方をご紹介します。移動中の合間などにダイエットの知識を理解して、適切な食事や運動に取り組んでもらいたいです。
今回のダイエットテーマ
『1日分の野菜が摂れるという野菜ジュースのウソ。』
ダイエットをこう捉える!
先日、1日分の野菜が摂れるという野菜ジュースのウソについて書かれているこんな記事を見つけました。
前々から知っていましたが、これを読むとかなりヒドイなと感じました。前のBlog『体重を落としたいなら、まずこれをチェック!』でもお話しましたが、野菜は「糖質」になります。そんな野菜ジュースの話を本日はさせて頂きたいと思います。
野菜ジュースにほとんど栄養は無い
先程の記事にも書かれているように、ほとんどの野菜ジュースは『濃縮還元』のジュースになります。濃縮還元とは、一度ペースト状にしたものを日本で水分を加えて、元に戻したもののことを言います。濃縮する過程で熱処理が入るため、かなりの栄養素が壊れてしまっている可能性が非常に高いです。量が仮に1日分の野菜が入っていたとしても、栄養素がしっかりと摂れるとは限らないのです。
野菜ジュースはただの糖質の高いジュースと同じ
野菜ジュースを『野菜を食べることが出来ないので、ジュースで摂っています。』という方は、今すぐやめて下さい。先程もお話したように野菜ジュースで、実際に野菜を食べた時と同じような栄養素を摂ることは不可能です。ほとんどの野菜ジュースが、ニンジンやトマトをベースにしていますが、これらの野菜は非常に糖分が多いので、砂糖が入っていなくても甘いのです。ということは、非常に多くの糖質を含んでいることになります。つまり、『野菜ジュースはただの甘いジュースとほとんど変わらない。』ということです。
実際に野菜ジュースをやめて痩せたクライアント
実際にクライアントで、毎日野菜ジュースをコンビニで買って、飲んでいた方にそのジュースをやめてもらい、朝食を見なおしてもらっただけで、1ヶ月で2.5kgの減量に成功しました。『しっかりと食べるようになったのに、体重は落ちていて不思議!』とこのクライアントは驚いていました。
野菜ジュースの健康神話はいつまで続くのか?
前にもお話したように『野菜を食べていると健康』という固定概念を上手く利用して、これらの野菜ジュースはキャッチコピーを書いているので、そう感じるのも無理は無いかなと思います。ですが、実際に野菜を食べることと野菜ジュース飲むことはイコールではありません。自分で毎朝ミキサーやブレンダーで野菜ジュースを作っている方以外は。野菜ジュースを飲んでいれば良いという神話などは本当は無いのです。
トレーナー的には、『野菜ジュースは糖質』と考えています。
安藤流ダイエットメソッド・コンセプト
「ダイエットの基本は、9割食事!」
数あるダイエット法の中から、科学的根拠に裏付けられた再現性の高い方法のみを実施。
ボディメイクの基本は「食事」「呼吸」「睡眠」「運動」ですが、ダイエットには「食事」が最も有効。特に現代人は、野菜や果物に加え、清涼飲料水、炭酸ジュースなど糖質を取り過ぎているので、たんぱく質を食べることを重視。たんぱく質をメインに食べれば、食事量を極端に減らさずにダイエットが可能です。
引用元:
パーソナルトレーナー安藤宏行のブログ,『 1日分の野菜が摂れるという野菜ジュースのウソ。 』
Author Profile
- パーソナルトレーナー
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株式会社ライフタイム・アスリート代表取締役に就任
パーソナルトレーニング・講演活動に加え、トレーナーの育成や支援を行う傍ら、フィットネスとITデジタルやソーシャルメディアを融合させることで新しいトレーニングの形を創造している。
これまでに手がけたクライアントは1,200名以上、191名のアスリート、俳優、女優、アーティストの肉体改造に携わる。
http://andohiroyuki.com/