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今回は、『ファストフード店よりファストカジュアルレストランを選択することが、必ずしもカロリーを抑える食事にはならいようだ。』―サウスカロライナ大学からの研究報告を紹介。
研究では、米国のファストカジュアルレストラン（ファストフードとファミリーレストランの中間に位置づけられる。Chipotle やPanera Breadなど）の前菜は、ファストフード店（マクドナルドやボージャングルなど）よりも平均的なカロリーが高かったことを明らかにした。
34店のファストフード店と、28店のファストカジュアルレストランの3,193個のメニューを分析した。どちらのタイプの店でも、追加の選択が豊富にあったため、標準の注文を考慮したカロリー数を計算した。例えば、サラダでは最も一般的であるランチドレッシングを用いた。その結果、ファストフード店の前菜は平均561kcalだったことに比べ、ファストカジュアルレストランでは、平均760kcalであり、ファストフード店よりも200kcalも高かった。全メニューの平均(中央値)も640kcal有意に高かったという。
～中略～
研究者らは、カロリー以外については検討しておらず、今後、栄養価や食品の他の健康に対する利点を検討が必要性を述べている。例えば、減塩や食物繊維の豊富なメニューなどである。
～中略～
今回の研究結果から、白いバンズのハンバーガーはカロリーが低いかもしれないが、がんや他の慢性疾患の発症を予防するという観点では、カロリーだけでなく、他の栄養価を考える必要があるとまとめている。
カロリーだけをみるとファストフードが高いのかという先入観に対して、丁寧に調査を行ったのが今回の報告の内容になりますね。Mealthyアプリではカロリーを基準にメニューを表示していますが、ファストフード、ファミリーレストランなどの低カロリーメニューもたくさん表示されます。痩せる・痩せないにおいてはカロリーのインパクトが大きいので、先入観に惑わされずに過剰なカロリーを摂取しないことが肥満の解消においては有効です。見た目だけだと間違えることもあるので、ぜひ客観的な数値をもとに低カロリーメニューを検索することをオススメします！
出典
リンクDEダイエット,『ファストカジュアルレストランは低カロリーじゃない？』
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